・初心者でブログの記事がうまく書けない
・ブログの記事を書いるけど読者から高反応なライティングを身に付けたい
・アフィリエイトで効率よく収益化するための記事の書き方はどうしたらいいの?
ブログをはじめたばかりの初心者の多くの悩みでもある記事をうまく書けない、書いてはみたものの中々内容の濃い記事を継続して書けないということは私にも同じ経験があります。
書く記事の内容の情報を色々調べて、いざ書きだそうとしてもすぐに手が止まってしまう。「何書こう」となってしまうことはブログを書いている人には珍しい事ではありません。
また、記事を書いてもブログのアクセスが伸びないという悩みも多いものです。ブログのアクセスがなくては収益化も難しいので早めに改善したいと思うのは当然です。
そこで今回はこのような悩みを解決するための内容を書いていきたいと思います。この記事を読む事でわかることはこちらです。
・ブログの記事をうまく書くためのコピーライティングとは何か
・初心者が覚えるべき読者の反応を驚くほどあげるコピーライティングの基本
・ブログをはじめた初心者が記事を書きやすくするための3つの方法
現在ブログをはじめて記事を書こうとしているけど何を書けばいいのかわからない人にとっては読んだ方がいい内容であり、読んだ後の意識がガラリと変わってスムーズに書けるようになるだけではなくアクセスが集まるような記事を書く事ができ、収益化もしやすくなるでしょう。
目次
ライティング初心者はなぜコピーライティングを学ぶべきなのか

ブログの記事を書く上で重要視されているのがコピーライティングというスキルです。
なぜそこまで重要なのかというと、あなたがブログをはじめる理由というのはなんでしょうか?
完全に日記として書く分には関係ありませんが、読者に見てもらいたい記事を書いていくのであればこのコピーライティングでアクセスを集めやすくしたり読者の反応を上げたりするためのものだからです。
特にアフィリエイトやネット物販などWeb上でマーケティングする際には切れない存在なんですよね。
では、具体的に説明していきます。
1)コピーライティングとは何か
本来コピーライティングというのは、ネットの商品販売ページに使われているセールスレターを書く作業のことをいいます。セールスレターって見た事はないでしょうか?
情報商材や健康器具などのセールスページですごーく長い文章が書いてあるもので、例えば「この商品を使うと○○できます」とか「購入者の声」が載ってたり「お申込みはこちら」というタグがあったりするページです。
「えっ!?じゃあそんな長い文章を書かないといけないの?」と思うかもしれませんが、セールスレターを書けるようになりましょうというわけではなく、ブログの記事でコピーライティングのスキルを応用していこうという事なので安心してください。
ではなんでブログでも応用できるのかというと、記事も言葉で伝えるものだからです。コピーライティングの意味は文章で読み手の行動を促したり変えたりする事なので、ブログの記事でもこのスキルを応用することでより伝わりやすくなり強力な記事になります。
2)身に付けるとどんなメリットがあるのか
コピーライティングのスキルを身に付けるとブログの反応が上がるだけではなく、より収益化しやすくなるということが最大のメリットといえます。
例えば、ネット上のECサイトで物を売るにしてもアフィリエイトで記事を書くにしても、商品や商材の説明で必ず文章は使われます。見てくれた人に「これ買おう」と思わせるスキルがあるかないかの差は大きいです。
多いアクセスでようやく1件の成約が取れるか、少ないアクセスでも成約が1件取れる。このどちらがいいかはわかりますよね。
どのWebマーケティングでも応用ができるので身に付けておいたほうが今後役に立つ機会が多くなるかもしれません。
また収益化せずともコピーライティングで読者の心を掴めばあなたのファンが増えるということにも繋がるんです。読者は自分にとってわかりやすく理解が深いものに対しては手放したくないですからね。
初心者がブログで意識するべきコピーライティングの基本

よくコピーとは科学といわれています。過去にどんな言葉が読者の反応を得られるかというテストをしながらどんどん反応を上げているんです。再現性はあるスキルとなるのですがそれはテクニックの話になるので、これだけでは途中で壁にぶつかります。
反応が上がる言葉だけを使っているだけでは、味のない記事となり個性がなくなってしまうからですね。そうならないためにも、あなたの個性は無駄にせずに大事にしてほしいです。
また、ここではコピーライティングを学ぶ上でテクニックについては触れず、基本についてお伝えしていきます。基本を身に付けずにテクニックだけ使っただけではコピーライティングの効果は発揮しません。
コピーライティングの基本はいかに読者に寄り添えるかなんですが、あまり難しく考えずに読んでいただきたいです。
1)誰に向けて書く記事なのかを考える
ターゲティングの設定をしっかりする
ライティングでよくいわれることですが、その記事はどんな人に向けて書くのかをしっかり設定することです。年齢、性別、趣味、生活習慣などこれらを絞り込めるだけ絞り込んで設定することでそのような人が抱える悩みが見えてくるんです。
悩みがみえてくると読者に寄り添うことができて共感をもたれる記事を書く事ができるようになります。
大勢ではなく一人に向けた記事を書く
よく初心者がやりがちで間違った書き方なのですが、大勢の人に向けた書き方をしがちです。これは間違いで、一人の相手に向けて書くようにしましょう。
たとえば、私はよく「皆さん」ではなく「あなた」という言葉を使って記事を書いていますが、読み手を指す時も一人の相手に向けて書くのがベターです。その方が、読者が自分に向けて書かれた記事なんだという認識を持ちやすいからですね。
大切な人へ書く手紙のような感覚で書く
ライティングの初心者が難しく考えすぎて手が止まってしまう理由は、見ず知らずの人に向けて丁寧にキレイに書こうとするためというのが原因の一つです。
これを解消するためには、大切な身近の人を思い浮かべてみてください。「家族」「恋人」「友人」などいると思いますが、それらの大切な人たちが記事のテーマで悩んでいたらという意識で書いてみると書きやすくなるでしょう。
もしくは、そのテーマで悩んでいる自分に向けて書いてもいいんです。
大切な人(または自分)が困っていたら助けてあげたいと思うはずです。助けるためのメッセージを大切な人に向けてどのように書くか考えてみましょう。
2)読者が普段使う言葉を使う
次により読者の反応をあげるために使用するワードについて考えてみましよう。
前述しましたが、あなたの書く記事はどんな人に読んでもらうものなのかターゲティングの設定をしたと思います。
その設定した読者に向けて記事を書く際におさえておく3つのポイント
・読者はどんな視点で物事をみるのか(価値観)
・読者は普段どんなフレーズを使っているのか
・読者はどんな言葉を使って話しているか
これらを意識して記事を書くことで読者にとって馴染みやすくあなたに対して好感が持つことができるようになるんですね。
3)1記事1テーマで書く
これは当たり前の事なので、1記事に対して2つ以上のテーマで書かれた記事というのはあまり見かけないと思います。
というのも、1つの記事にテーマを複数盛り込んでしまうと読者が混乱するからです。
この記事で例えるとここまでライティングの説明をしていたのに、急にここから関係のないダイエットの効果的なやり方について書かれていたらあなたも困惑して「どうした?」ってなりますよね。
そうなってしまうと読者の読む気を損ねることになるので気をつけましょう。
ブログ初心者が最初にやるべきコピーライティングのマインドセット

次にお伝えしたいのが、ライティングでは欠かせないマインドセットである「読者の3つのNotをクリアする」について説明していきます。
この3つのNotとは、読者が基本的に持っている習性です。ライターにとっては壁となる存在ですね。それがなにかというと
①Not Read : 読まない
②Not Believe : 信じない
③Not Act : 行動しない
これらがライターに課せられた3つの壁になります。そしてこれらは①→②→③の順でクリアしていくものでいきなり②や③をクリアすることはできません。
これを無視して書いてしまうと、あなたのせっかく書いた記事が読まれない上に訪問もされないというブログになってしまうんです。
それだけコピーライティングの重要な部分になりますので、ぜひ集中して読んで身につけてほしいです。
STEP1)読者の「読まない」をクリアする
あなたの普段の行動を思い返してほしいのですが、時間が空いた時コンビニの雑誌を立ち読みする際やネットでニュースやサイトを見る時など。
一字一句隅から隅まで読みますか?
文章を読むのが好きっていう人ならそうするかもしれませんが大概読みませんよね。
このように、ブログも同じで読者は基本訪問しても読まないんです。しかし、その記事の内容を読ませるようにするのがコピーライティングのすごいところ。
では、どのようにこの「読まれない」をクリアしていくかというと、まず読者が一番最初に目にするのがヘッドと呼ばれる部分です。これはページの一番上のところです。
ここに強力でインパクトのあるワードが必要になってきます。また、それに関連するアイキャッチ(画像)があると目にとまりやすいです。
強力なインパクトのあるワードはどうすればいいのかというところですが、ここでターゲティングした読者が反応するワードを使っていきます。
もちろんヘッドだけではなく、見出しや本文でも散りばめていくことで読者の興味を湧かせていき「読まれない」という壁を越えることができるんです。
なのでターゲティングの設定はもちろんその読者がどの言葉に反応するのかリサーチをしないとこの壁を越えるのは難しくなります。
STEP2)読者の「信じない」をクリアする
次に読者に記事を読んでもらえたとしても書いている内容を「信じない」という壁についてです。例えば広告で「これを使えば寝ながら1ヶ月で5kgも痩せられるマシン」があったとしてまず「うさんくさい」って信じないないですよね。
ホントかよー?くらいの感覚だと思います。
これを信じさせるためには、根拠や実績データを伝えてあげればいいんです。
なぜ、それをやる事で◯◯ができるようになるのか?
この疑問を解決してあげる事で「信じない」の壁は越えられます。
これらの根拠や実績データは多いほど壁がもろくなりますし、有名人や有名な本で紹介されているという権威性も加わると更に効果が高まります。
STEP3)読者の「行動しない」をクリアする
・あるブログの記事を読んでノウハウを勉強しようとしたんだけど、やらずに終わった
・メルマガ登録で無料特典をもらおうとしたけど、名前やメルアドの入力が面倒くさいから登録しないで終わった
・購入ページまでいったけど決済しないでブラウザーを閉じた
あなたが何か新しい事を始めようとしたときや何か商品の購入する際またはサービスに登録するときにこんな経験はなかったでしょうか?
私は何度もあり、これが読者が「行動しない」ということにあてはまります。
人間にはホメオスタシスという心理が働くからで、これは何か変化を起こそうとしても元に戻ろうとする習性があるんです。誰でもこのような状態になるので正常な反応なんですよね。
しかし、悩みを抱えている読者があなたの記事を読んで解決するためには最終的に行動しなければ変わりません。そこで、コピーライティングの最終ステップである「行動しない」の壁をクリアするには方法があります。
それはまず読者へ何をすべきかを伝えることです。これを伝えずに記事を完結してしまうと当然ですが、読者は何をすればいいのかわからずに終わってしまいます。
次に読者をドキドキと興奮させることが行動させる原動力になります。あなたの記事を読んで「おぉー」とか「これなら自分にもできそう」と思ってもらうことが重要です。
初心者がスムーズに記事を書くための3つのメソッド

では、ここまででいざ記事を書こうとしてもどういう流れで書いていけばいいのか、実践してみるとうまく書き出せないという現象が初心者には多いです。
コピーライティングについての知識は整っても、いざやろうとするとピタッと手が止まるんですよね。
私もブログをはじめて最初の記事を書いたときがそうでした、そして今でもたまにそうなる事があります。
ではどうしたらこれを打破できるのか、スムーズに記事を書くための方法をお伝えしていきます。
1)いきなり記事を書く前にテーマを決めよう
記事を書くときに何について書くのかは必須です。ですが、そのテーマが中々決まらないという場合もあるかと思います。
そういうときは、自分が今気になっていることやハマっていることに関連するワードを検索してみてください。
検索結果の上位のブログを参考に読んでみたりすると面白い発見がありますので試してみてほしいです。
もし、テーマが決まっている場合も同じように関連ワードで検索すると書きたいテーマのコアな部分まで絞り込めるので読者の興味をひく記事が書けるようになります。
2)同じテーマで書かれた他のブログの記事を参考に3つ程読む
テーマが決まった後は、同じテーマで書かれているブログの記事を検索してみて3つ程読んでみて参考にしましょう。
どんな構成で書いているのか、そして読んでみた記事に共通している内容は重要で外せない部分であるということがわかります。
それらを参考に構成を練って、そこにあなたの考えを加えると独自性を持った読者にとって興味深い記事が出来上がるでしょう。
3)見出しを作成してみる
いきなり本文を書こうとすると詰まる理由は、先に見出しを作成していないからです。ブログも骨組みをしっかり作っておかないと構成もまとまらない原因にもなります。
何事にもあてはまりますが、このような段取りはライティングにおいても重要です。なので、本文を書く前に優先してやるべきことは見出しを作成することなんですね。
こうすることによって記事の全体の流れやバランスが把握できて、先に骨組みを作っておくことで後は肉付けをしていくだけなので軸がブレません。
先に大見出しを3~5つ作成して、次に小見出しを2~3つ作成すると非常に書きやすくなり、読者にとっても内容が深く読みやすい記事になってきます。
まとめ
今回はブログで記事を書くために必要なコピーライティングについて説明しました。
このようなライティングには、たくさんテクニックがありますがここでお伝えした基礎的な内容を無視してはいくらテクニックを磨いたとしても反応は取れません。
何度もいいますが、テクニックはコピーライティングの基本や3つのNotをおさえた上でその効果を発揮します。
特に初心者の方に多く見られるのが、強力なインパクトのあるワードを多く使えばいいという傾向がみられますが、それは読者という存在を無視した考えなので読んでもらえたとしても独自性がなく無機的な内容で「信じない」の壁は越えられないでしょう。
ということでこの記事ではテクニックについては触れず、ライティングの初心者に知ってほしいコピーライティングの基礎をお伝えさせていただきました。
この基本については意識するだけで大丈夫です。難しく深く考え込まずに意識するだけでも結果が変わってきますよ。
もし、それでもどうやって意識したらいいのかわからない場合は私のオススメの方法ですが紹介したコピーライティングの基本と3つのNotを紙に書いて貼っておくことで常に意識できます。ぜひ試しながら記事を書いてみましょう。
こうすることで、これをやらなかった過去の自分よりも大幅に結果が良くなっていくことでしょう。